海外赴任のため、7年半、動かしていないフェアレディー・SR311の、整備依頼及び塗装依頼。
静岡県より引き取り。

 

まずは車の確認。

ねずみの巣。
 

ブーツ類はやはり駄目。

ガソリンを抜く。

キャブの清掃。

プラグは、交換必要。

オイルを抜く。真っ黒である。

エレメントの交換。

プラグ穴からオイルを入れる。

慎重にゆっくりゆっくりクランクを回す。

バッテリーの交換。

燃料配管の掃除。

クランキングをしてから、プラグの取り付け。

エンジン掛かりました。

充電確認。OK

灯火装置の確認。

デフ・ミッションのオイル交換。クラッチは、張り付いている。

ブレーキのオーバーホール。

プロペラシャフトのセンターにがたがあったので取り外し。

グリスを塗って取り付け。

フロントキャリパーは、引きずり。

バラスと・・・・

錆び巣穴・・使用不可能。

ラジエターキャップも交換。

ボールジョイントブーツも、原形無し。

アブソーバーも、オイル漏れが酷く、交換。

ブッシュ類の交換。

ラジエターは、確りと傷んでいる。

タンクも、コアも交換必要。

アッパーボールジョイントのブーツの交換。

仕上げて、ニップル及びネジ類も交換。

アッパーのボールジョイントも酷い。

取り外して

綺麗に洗浄。

キャリパも入荷しました。

外装のチェック。腐食は進んでいるが、大きなさびは少ない。

ためしに一箇所を磨きこんでみると、何とか光沢も出て、物になりそうである。

ボディーのチェック。リヤのホイールハウス内に、大きな穴。

リヤフェンダーの下部の錆び。

フロントフェンダーの下もだいぶきている。
予算の関係もあり、ボディーについては、お客様との相談になるが、だいぶ下からの錆びが進行している。
 

ロアーのボールジョイントの取り付け。

片側の足回り完成。

各部給油

キャリパ取り付け。

純正のエアークリーナーの磨き。

タイヤ入荷。

エンジンルーム内の清掃。

ホイールの磨き。

サブタンクも、使用できず。

交換したアッパーと、ロアータンク。

コアも交換して出来上がり。

サブタンクも、同じ大きさに、

取り付け

タイヤを履き替えて足回り完成。

燃料のホース、配管交換。

作業再開

フード取り外し。

お客様が、左のフェンダーの新品を持っていたので、フェンダーの取り外し。

フェンダーの中は想像以上にすごい状態であった。

とりあえず仮止めをしてみるが、SRL用みたいで加工が必要である。

右のヘッドライト周りは、ほとんどパテで作ってある。

リヤ回りのパーツ取り外し。

取り外した右側と比べると、ウインカーの形が違う。

こちらは、長丸である。

裏から鉄板を当てる

スポットにて溶接。

右フェンダーも取り外すと、確り穴が開いている。

フェンダーの取り付け穴も、だいぶ錆が進行している。

フードの怪しそうなところを一部剥離してみる。
ザンネン!!やはり下から錆が・・

総剥離決定。


錆止めが生きているところと、錆が広がっているところと半々である。

全て剥離する。全体に薄っすらと錆が残る。

地肌の鉄板の状態まで削り落として、錆止め処理をする。

トランクへ移る。

綺麗に剥離して。錆止め。

下地を作る。

取り外したフェンダーは、塗装を剥がすと穴だらけ。

さらに穴。どう処理をするか?

ウインカーの穴を開けなおして、修正。

 

ドアの内側の仕上げ。

サフェーサーを入れて、下地作り。

表面へ移る。パテを入れて研ぎこむ。

下地の完成。

リヤフェンダーを少し剥離して見ると、やはり穴が開いてしまう。

フロントのステップを、まずは切り落とす。下部が錆びているだけで、中はそれほどでない。

左のリヤフェンダーの前側を少しつついてみたら・・・大変なことになりそうである。

スポットをもんでパネルを取り外す。

泥を撤去するとメチャクチャ酷くはない。

錆を取って、錆止め剤を塗る。

パネルを制作して位置合わせ。

撤去したパネルと同じ箇所を溶接。

続いて錆の酷い箇所をリヤフェンダーを2箇所カット。
カットした箇所に錆止め剤を塗る。

同じく制作した鉄板に錆止め剤を塗った後溶接。

こちらも同じく錆処理。

処理後鉄板を溶接。

リヤフェンダーの前側は2箇所のきり継ぎ完了。

左リヤフェンダーの後側も開いてみる。中は、錆がない。

表面の入り口に何箇所も穴が開いた。

取り外したパネルに合わせて、新しく制作。

錆を取り、錆止め処理をしてパネルの溶接。

穴の空いた箇所を切り取り、錆止めの処理後、溶接。

ステップを仕上げていくと、ジャッキポイントが、上に盛り上がっている。
 

サイドを切って中を確認すると溶接のはずれ。

溶接をして、センターに移動する。

中を錆止め処理。

錆止め処理後鉄板を溶接て

ステップの後ろ側も切り開いて、錆止め処理。

制作した鉄板も錆止め処理。

借り付け。

確りと取り付け。

左ステップも7割完成。

一番先端を大きくカット。

まずはカットした後ろ側の制作。

次に腐ったパネルを切り取り新しく制作。

錆止め処理後ふたをする。

最後のフロント部分のパネルの制作。

フェンダーを仮止めして、確認。

本溶接へ入る。

リヤフェンダーの後を剥離すると、下から錆。

ステップ部分にパテを入れる。

ブースへの移動も終わり作業再開。


マスキング

サフェーサーを入れる。

下地の処理の終わっているフェンダーを取り付け。

小キズを拾う。

トランクの下地作り。

サフェーサーを入れる。

ドアの内側の下地作り。

下地完成。

表面は・・・・

酷い。下は、全て錆。

ミラーの穴埋め。

総剥離をして錆を落とす。

パテを入れて削り落とす。

サフェーサーを入れる。

 

トランクの角も、だいぶ錆が進行している。

 

右のリヤフェンダーに錆穴発見

カットして、鉄板を当てて修理。

フェンダーのフロント部分をカットすると、酷い状態だ。

錆を落として、錆止め処理。

カットした部分の制作。

ヘッドライトのリムに合わせて鈑金。

リヤフェンダーのカットした部分の下地処理。

左と同様に、ステップのフロント部分を切り開く。

型作り。

中の錆止め処理。

フロントフェンダーの下部を切り落とす。

パネルの制作。

サイドの酷いところも、パネル制作。

仮止めをして。

ボディーとチリあわせ。

ドアを取り付けてチリあわせ。

ステップの下地作り。

取り外してフェンダーの下地作り。

もう一度取り付け。
これより細かなキズおとり、最終塗装へと入る。
色は、カイエンのクリスタルシルバーで決定。

手の入らないところを先に塗装して組み付け。

ヒンジ類も先に塗装。

一通り組みつけも終わり、最終の小キズを拾いいよいよ塗装に入る。

マスキングをして全塗装の準備。

色が入り組み付けスタート。

 

パーツを一品ごと磨いて組み付け。

パーツ磨きに時間がかかる。ほぼフロント完成。

リヤもOK
 

サーモスタットの取り付け。

ラジオの修理。

ウオーターポン部より水漏れ有り。

ディスビのタコ取出しより、オイル漏れ有り。

ハードトップの仕上げ。凹凸を削る。

パテを入れて修正。

サフェーサーを入れる。

小キズを拾う。

研ぎこんで、下地完成。

色はいりました。

磨いて完成。

取り付けてチェック。